探偵トリセツ.COM【資料編】では、今まで雑誌やWeb等のメディアで掲載された「浮気や不倫に関する注目記事」の中から、特に興味深いものを、内容を要約して皆さんに紹介していきます。
今回のテーマはずばり「社内不倫が生まれやすい業種や職場環境」について。資料の引用はおなじみ週刊SPA!(扶桑社)の、2016年6/7号特集「実名公開!一流企業の社内恋愛&不倫バラします。」から。誌面では20代~40代の会社員男女へアンケートを実施した上で、職場不倫のリアルな実態に迫っています。
あなたの旦那の職場環境はどうでしょうか?まずは週刊SPA編集部が作成した職業別の社内恋愛&不倫傾向MAPをみていきましょう。
社内不倫が多い業種&少ない業種の傾向をチェック(週刊SPA!2016年6/7号特集より)
*下記図はすべて週刊SPA!特集内の記事を引用元としています。
データは週刊SPA!編集部の独自調査によってまとめられたものです。上記グラフをみると、職場不倫が多い業種としてパッと目につくのが医師や大学教員といった、いわゆる「先生」と呼ばれるような職種ですね。その他、意外にも警察官や薬剤師といった“お堅い系”の職業が上位にプロットされています。広告代理店などギョーカイ系は今も昔も遊び人が多いイメージですが、上記プロットMAPでは、そこまで目立っていません。
一方で、不倫が少ない職業(職種)ですが、やはり総務や人事といった「社内の規範を示すような部署」はさすがに少ないようです。その他、大工や美容師、自衛官なども社内不倫はそれほど多くありません。とはいえ、分布図をみても、正直言って社内不倫の多さと業種にどのような相関関係があるのかよくわかりません。以下、少々強引に仮説をあげてみます。
職場の閉鎖性とストレスの多さ、高い所得で社内不倫が多発?
Point①
閉鎖性とストレスの多さ
例えば警察官や教師は、一般的に見れば閉鎖性のある特殊な業界といえるでしょう。警察学校を卒業、あるいは教員試験を突破して警官や教員になると、余程のことがない限りは定年まで働きとおす人がほとんどです。民間という外の世界を知ることなく、何十年も公務員という身分を全うします。安定している反面、人生に極端な変化がないことはストレスや閉塞感をうむ原因にもなるはずです。そういった意味では、医者や薬剤師、大学教員も同様ですね。特に変化のない地味な毎日。終わりなき日常。その結果、身近な職場内で不倫関係に落ちる男女が多くなるのかもしれません。まあ、あくまで仮説ですけど。
Point②
ゆとりのある高い所得
男性が不倫をするには少なからずお金がかかります。給料が少なく、毎月の生活がキツキツの人は、不倫なんてする余裕はありません。高い所得があってこその不倫なわけです。上記にあげた警察官や教員は、公務員として安定したサラリーを得ています。医師や薬剤師、大学教員は世間的に見ても富裕層です。その他、商社マンや証券マン、銀行員もお金に不自由することのない高所得な業種といえるでしょう。
多忙&低賃金の職場で社内不倫は困難
貧乏暇なし、浮気する余裕もなし
編集者やテレビ関係者(局員ではなく制作会社)などは、忙しい職種の代表格。徹夜や休日出勤なんて当たり前の世界です。そんな目まぐるしい業種は社内不倫なんてする精神的余裕がないでしょう。大工や自衛官は男性の割合が多くて女性がほぼいない業種ですし、逆にブライダル関係や花屋、空港職員やテレアポは女性メインの職場なので、どちらも社内不倫は物理的に厳しい。
ただし、男女比が極端な職場では、社内不倫の数自体はレアでじょうけど、ゼロではなりません。自衛官の中にも少数ですが女性はいますし、女性ばかりのテレアポの職場でも、管理職は男性だったりします。異性ばかりの職場で働いている人は、どうしてもモテてしまうわけです。
もし、今この記事を読んでいるあなたの旦那さんが、そういったポジションで働いているとしたら、逆に注意したほうがいいかもしれません。
まとめ
以上この記事では、週刊SPAの特集から、「社内不倫が生まれやすい業種や職場環境」について、30代~40代の会社員男女へアンケート結果を紹介してみました。なかなか論理的に分析することは困難ですが、ある程度の仮説はたちます。最も社内不倫が生まれやすい職場環境は、閉鎖感のある変化の乏しい環境で、それなにり金銭的にも少なからず余裕のある業種です。公務員であり、専門職である警察官や教員は典型的な例ですね。医者や銀行員も似たような部類だと思います。
もう一つ押さえておきたいのは、今回のテーマは「社内不倫」です。あくまで“同じ職場内で不倫関係に陥る可能性が高い職種”を考察した資料です。「社外不倫」つまり、普通の浮気や不倫だったら、全く別の話になります。例えば、大手広告代理店の営業マンなんて遊び人がたくさんいて、業界的にも不倫なんてのもそんなに珍しい話ではないでしょう。でも彼らは同じ社内ではなく「外」の世界で遊んでいるので、今回のMAPでは控えめな位置に甘んじているわけです。そういった意味で、社内不倫が起こりやすい最も大きなポイントは職種、業種の「閉鎖性」ということかもしれません。